#食道がん
秋野暢子 抗がん剤の後遺症で聴力低下による耳鳴り「治療のしようが無いそうです」/東スポ
●シスプラチン後遺症による聴力低下
●「原因がわかってちょっと安心」「これも生きてる証拠。旨く付き合ってまいります」
https://www.tokyo-sports.co.jp/articles/-/276969
心から応援の気持ちです。
秋野さんは、ご健康に気をつけた生活を送られている中で、食道がんが見つかり治療をされています。
健康に気をつかう生活、というのは、がんの発症という点について、意味の無いものではないけれど、たとえそのような中でもがんというのは、なる時にはなるもんだ、ということを痛感させられました。
秋野さんのことを応援したい気持ちなのは、まず第一に、がんは出来てしまったのだけれど、予後良好であるこであることで、健康に気をつかう生活、が、意味のあるものであったことを証明してもらいたい、という思いがあります。
秋野さんは一次治療として、一部頭頚部にかかっていたこともあり、声帯を含めた食道から胃の摘出手術の提案を受けました。
しかし、ご選択されたのは、放射線化学療法。
これは、女優さんとしての生き方をご選択されたとも言えるのですが、手術も放射線も、再発率には大きな差が無いというこれまでの臨床データを含めたご判断であったはずです。
食道がんステージ3ということでは同じご病状でやはり放射線治療をご選択された有名人がいます。
元日ビジ記者の金田信一郎さんです。
治療法選択を主たるイシューとして著書を出版されたことで騒がれましたが、今も元気にご活躍のようです。
秋野さんも金田さんも、生き方のご選択をされているという点で共通しますが、どちら様もそのことによって、結果的に長く再発もなくご活躍願いたい、という思いが凄くあります。
だからこそ、応援したくなるんです。
秋野さんは、再発(というよりも処置箇所ではない箇所のがん)らしきものがあったのですが、いずれも内視鏡手術によって除去済です。
内視鏡手術は、もともと患者さんに優しい処置と言えるのですが、それでも、体を良い状態で保っておられるからこそ、早い回復と、お仕事への復帰を果たせたのだと思っています。
モグラたたきのように、出ては切る、を繰り返すことになる可能性もありますが、だからこそやはり、そのベースとなる”体の状態”はとても大事だと思っています。
今回は化学療法の副作用が出た形ですが、がんが出てきませんように、心から祈ります。