#希少がん #遠隔治験
希少がん治験オンラインで 地方の患者も参加容易に/47NEWS
●地方在住の患者さんが国がん中央病院(東京)実施の治験に参加可
●説明から定期検査まで連携する地方病院にて実施
●まずは2本の治験で松山市、出雲市→今後、全国拡大を目論む

https://www.47news.jp/9823184.html

 

希少がんの定義は、10万人あたり6例未満、ですから、まず実施者にとっては治験参加者を見つけることが難儀になってきます。

そうすると、自ずと治験本数もより少なくなりますから、研究が進まない、治療法が発展しないという状況が続きます。

 

患者さんにとっては、その数少ない治験への参加資格があり参加希望意思もありながら、治験実施の病院から離れすぎていて参加出来ないという状況がありました。

 

これらを解決すべく実施されるのが、国立がんセンター中央病院さんが実施されるオンライン治験です。

 

まずは2本を予定されているようで、愛媛県松山市の四国がんセンターさん、島根県出雲市の島根大病院さんの両病院と中央病院さんが連携する形を取られるとのこと。

 

取り掛かりですから、オンライン治験でのバグ検出要素も多分にあるわけですが、今後更に規模・質ともに拡大されていくことは間違いありません。

 

希少がんという喫緊の課題への対処要素が色濃いものですが、このシステムが確立されるなら、将来的には患者さんの数が多いがん種での治験実施にも可能性があるように思います。

 

遺伝子パネルの早期実施について、多くのお医者様が「有意義」されているようですが、このオンライン治験ががんゲノム医療発展のカギになるのではないかと、また空想しています。