#大腸がん
新たな戦略「免疫治療」dMMRタイプの大腸がんに100%に近い有効性報告 米MDアンダーソン/スポニチ【再】
●同タイプ結腸がんでも高効果確認
●同タイプ以外の大腸がんで免疫療法と抗がん剤併用の研究が進行
https://www.sponichi.co.jp/society/news/2023/05/22/kiji/20230521s00042000732000c.html
5月に報じられたものの再掲です。
dMMR は発生頻度は大腸がんで3%ほどの発現率ですから、決して多くの方に有用というわけではなさそうです。
ただ、罹患者数が最も多いがんとして知られる大腸がんですから、低率であるとしても、人数からすると相当なものになるはずです。
大腸がん=切除出来るとやや安心感はある、というのが私の主観ですが、それでもストーマ設置などでQOLに影響が出てくるケースも多いものです。
もし免疫療法で100%近い成果が見込めるなら、それを選ばない手はないですね。
ただし、こちらは米国での研究です。
dMMRは人種間での差もそれなりにあるようですから、日本人、アジア人としてどうかについては、まだ未知と言えるかも知れません。