#皮膚がん
月1回以上のゴルフで皮膚がんリスク上昇 オーストラリア/メディカルトリビューン
●オーストラリアで月1以上ゴルフをする336人(比較対照は一般集団1.5万人)_罹患リスクが2倍※人種考慮なし
●UVR暴露から身を守るための日焼け対策が重要と示唆
https://medical-tribune.co.jp/news/2023/0821557951/
オゾンホールの影響であると言われていますが、オーストラリアは紫外線要因の皮膚がん(特にメラノーマ)罹患率が世界でトップであり、70歳までに3人中2人が罹るという高率です。
ではそのオーストラリアで頻度高くゴルフをやっている人は皮膚がんに罹りやすいのか、ということがこの研究でしょうが、高い、ようです。
この研究で決定的に欠落している重要なポイントは、人種です。
白人とアフリカ系、アジア系などを比較すると、紫外線に対する皮膚の耐久度が違うはずで、これは当然に皮膚がん罹患率にも大きな影響を与えています。
ただ、例えば今年のように、世界中で異常な日照と暑さが観測されている状況では、これまでとは違う危険性も覚悟していかなくてはならないなあ、と思います。
私はもともとすぐに日焼けする体質なのですが、今年はやはりちょっと違うぞ、と思ってことがあります。
それは、猛暑の気配がし出した頃ですが、ビーチサンダルを履いてほんの少し外を歩いただけで、海で一日過ごしたのかというほど足の甲が日焼けしました。
また、ウォーキングに出かける時は通気性の良いTシャツを着ることが多いのですが、Tシャツを着て皮膚が隠れているはずなのに日焼けしてヒリヒリするんです。
これまで日焼けの皮膚がんリスクについては、白人には危険でもアジア系は大丈夫、という認識がどこかにはありました。
しかし、この強力な紫外線の下では、少し気をつけた方が良いような気もしています。
究極的に言えば、火傷をするのに人種は関係ないという認識を持っているということです。日光と言うより、火あぶりですね。
ゴルフに行く際も、とりあえずは日焼け止めを。
出来ればUVカットの着衣でお肌を露出させない方が良いかもしれません。