#がん治療 #抗がん剤
ブドウ糖に似た「マンノース」、シスプラチンの治療効果を高める新たなメカニズムを発見/がんプラス
●大量のマンノース投与でシスプラによるがん細胞のDNA複製妨害能を強化
●シスプラの量を減らすことが出来る可能性=副作用軽減、長期継続使用

https://cancer.qlife.jp/news/article21012.html

 

マンノースは比較的メジャーな物質で、りんごや桃、オレンジの果皮などに含まれるものです。

 

化粧品に使われるマンノースでは、アレルギー性のものもほとんど出ておらず、概ね安全な物質と言えそうです。

 

さてこのマンノースをどの程度投与すればシスプラチンの効果を上げることが出来るのかはこれからなのですが、なんとか実現してもらいたいものですね。

 

ただし、ここでも製薬会社の「商売的合理性」が世に出るかどうかのポイントになってくると思います。

マンノースはそこまで値の張るものでもありませんから、仮に販売が開始されたとして、金のかかる治験に見合った儲けが出せるのか。という感じです。

 

シスプラチンは、肺がん、胃がん、子宮がん、骨肉腫、胆道がんなどなど、抗がん剤としての適用範囲が広い超メジャーな薬剤です。

 

この機能を高めるものであるなら、多くの方がメリットを受けることが出来ます。

商売的合理性ではなく、人道の観点でも研究開発が進むように願います。