#乳がん #食事
抗糖尿病食で乳がん患者の全死亡リスク低下/メディカルトリビューン【再】
●13,270例追跡
抗糖尿病食及び抗炎症食の長期継続が乳がん患者の予後改善の1手段になる可能性
●抗糖尿病食:主に穀物、コーヒー、ナッツ、果物など

https://medical-tribune.co.jp/news/2023/0221555715/

 

好評記事の再取り上げです。

 

がん患者さんからの反響で、最も大きいのは食品に関するものです。

 

ほとんどの患者さんの場合、治療はお医者さんにおまかせしながら、更にその治療成績を良くするために、何か自分で努力出来るものはないのか、ということを探しておられます。

 

食は、その自助努力の一つとして代表的なものです。

 

著名なお医者様でも、「食事とがん治療は無関係」「好きなものを食べていればよい」ということを明言され、本まで書いておられますが、その理由は単に「エビデンスが無いから」です。

 

こちらの内容などはどうなのでしょうね。

最近、ダイヤモンド社さんが、小規模エビデンスを小出しにしながら頻繁に記事化されているケトン食も、ややこちらに通じるものがあります。

 

臨床試験の結果などのエビデンスとは、ある仮定が、「本当にそうであるのか」「再現性はあるのか」「どれくらいの再現性があるのか」を客観的に記したレビューであると、概ね、言えると思うのですが、少なくともこの”乳がんに糖尿病食”のお話は仮定のレベルにはあるのかな、と思います。

 

その状況で、例えば乳がんの方が自助努力の範囲で実施する価値があるかどうかについては、その方次第です。食事ですからね。

 

私がもし乳がんを心配していたり、乳がん治療をしていたら、実施するかも知れませんね。

どうせ食べるなら良いもの(良い可能性があると思えるもの)を、という考えに立ちます。