#病院探し
患者が真の“名医”を見極める6つのポイント/ダイヤモンド
●ネット検索時の参考点
・医師の顔写真掲載
・経歴や専門の記載
・治療(手術)件数は重要
●良い医者とは
・目を見て話,ゆっくり話
・専門用語ではなく平易な言葉
●この医師で頑張ろうと思えるか 他
https://diamond.jp/articles/-/327194
本を売ることを仕事としているお医者さんは一定いらっしゃいますが、そういう本からの抜粋を基本とした記事なので、基本的には鵜呑みにする必要のないことです。
ただ、実際の話、どこの病院に行けばよいだろう、出来れば良いお医者さんに、というのは多くの方が考えることだと思いますので、視点の一つとして参考にはなります。
もし、セカンドオピニオンのドクターを探す場合にも参考になりますね。
がんということになれば、部位によって専門も違ってくる場合がありますから、顔写真があるかどうかなどはさておいて、何より、治療実績のある病院やお医者を探し出すべきかも知れません。
名医、良い医者とは、については、面白いなと思いました。
まさにそういう人気ドクターを思い出したのです。
以前住んでいたマンションの1階に、地域では有名な皮膚科があり、毎日整理券が発行されているほど超人気のドクターでした。
ある時、草むらをビーチサンダルで歩いた後で異常なかゆみに襲われてしまい、翌日にその1階の皮膚科に行ってみたのです。
午前中に行ったのに、渡された整理券は100番代でした。
同日で本当に100件以上の件数を診察されているのかどうかはともかく、名前が呼ばれたのは午後7時を過ぎてからでした。
ドクターは柔和な方で、症状を説明して診察してもらうと、メモパッドを取り出して簡単に症状を絵で描きながら説明してくれました。
目を見て話されたかどうかはわかりませんが、とにかく伝えようとする姿勢が秀逸でした。
すごくわかりやすい説明で、もう10年以上経った今でもその内容をある程度は覚えています。
名医かどうかは、説明上手というより、治療成績が良かったり、難しい手術など技術に長けていたりする方だと思いますが、この皮膚科の先生のように、人間的に信頼出来るだろうなあ、という人間性もまた、同列の条件としてあると思いますね。
というのは、私などは病院に行くのを怖がる方なのですが、そういうタイプの人にとって人間的に信頼出来るドクターは、病院の敷居を下げているように思えるんです。
するとどうなるかと言えば、ちょっとした症状が出ただけでも、お医者に診てもらおう、となるわけです。恐れより信頼が勝つという図式です。
ちょっとした皮膚炎みたいなものならまだしも、これがもし、がんなどの早期発見が生命予後に大きな影響を与える疾患なら重要ですからね。
恐れてまごつく時間を省略するためにも、やはり私は、ドクターの人間性もまた大事だと思います。
ドクターへのかかり方とかコミュニケーションの取り方という、患者側の姿勢も大事だと言えます。人と人との関係性なわけですから。