#がん相談
がん相談支援 進む整備 拠点病院が4月から新指針 悩み、苦痛に早くから対応/東京新聞
◎全国456か所にある拠点病院のがん相談支援センターは「院内、院外の患者が誰でも無料で利用できます」
◎経済的支援制度、就労継続など、生活面に関連した相談も可能
https://www.tokyo-np.co.jp/article/257783
今年に入って閣議決定された、がん対策推進基本計画4期方針の「誰も取り残さない」。
この指針の具体化の一つとして、がん相談支援センターの活用促進があるようです。
がんと診断されたり、治療中の悩みというのは、自分の体や命について、はもちろんありますが、生活、将来についてのことなど、悩みに包囲されてしまうような状態になる方も少なくないと思います。
そこで国がそういう方に向けて確保しているのがこのがん相談支援センターで、がん診断連携拠点病院に設置されています。
ご自分が通う病院ではない病院に相談するなんて、と思われるかも知れませんが、それももちろん可能です。
というか、是非来てください、と言っているのです。
相談すること、って、一つハードルがある気がします。
これだけネットで多くの情報が取得出来ますから、相談したところで、知っていることを並べられるだけだろう、という、相談前からのあきらめ感。
私ならこれが大きいかも知れません。
ただ、例えば支援制度があることは知っていても、ご自分がその支援の対象かどうか、それをどう使えばよいか、どのような手続きをすればよいか、という点では、ネットだけでは知り得ない情報です。
がん相談支援センターというのは、もしかすると、知ることから更に一歩進んで、行動とか利用への補助輪になってくれるものなのかな、と思いました。
何より、孤独に悩むということは、頭や心の中で悩みが妄想的に増大化してしまうものです。
一旦これを、相談員さんと話をすることで文章化すると、悩みの本当の大きさとか深さが見えてきて、実は、思っていたよりも解決が遠くないことも結構あるものです。
そういう意味でも、がん相談支援センターは、積極的にご利用されるのがよいと思います。
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