#リハビリ #サ高住
車椅子で入り、歩いて帰るが当たり前、合宿型のサービス付高齢者向住宅
◎3ヵ月合宿で身体機能を劇的に改善
水分補給、適切な食事、運動、排泄、睡眠を徹底
92歳女性、車椅子で入所も現在は部屋中を歩き回る

配信:ビヨンドヘルス
https://project.nikkeibp.co.jp/behealth/atcl/feature/00003/041700297/?P=1

 

この記事は、がん治療とは直接関係ないのですが、読んだ瞬間、私は飛びつきました。

 

それは、歩けなかった人が歩けるようになる、という記事であったからです。

 

昨今、がん治療時の身体状態が予後に影響を与えていることがわかってきています。

 

身体状態というのは、主に筋量や栄養状態のことで、要するに、筋肉があって体重がある方が断然良いのです。

 

言い換えるなら、筋量が減少して体重が激減し薬剤の効果も薄くなるという、がん悪液質に陥らないためにどうすればよいのか、ということになってくるのかも知れませんが、いずれにしても、早期から身体状態・栄養状態を改善していくことが、重要視されだしています。

 

この点で最近やかましいほどよく聞くのは、筋トレと早歩きです。

これは、運動は運動でも、一時的に大きめの負荷をかけてややハードな運動をすることにあたり、これが筋量アップ、体重アップや維持につながり、どうやら良いということです。

 

以前は、がん治療中と言えば、出来るだけ安静にしておきましょう、ということが当然のように言われていましたが、徐々に、出来るだけ運動もして食事もよくして、、、という風に変わってきているのです。

 

さて、そのような状況が頭の片隅に置いてこの記事を見てみると、希望を感じるんです。

この施設でも、装置に工夫を加えたり管理体制が徹底される中で、強めの運動を実施されているんです。

ランニングマシンに取り付けられた「こけない」装置、あれは是非とも一般化してもらいたいものです。

歩けない人が歩くという神経刺激と必要な筋肉を養うのに、ベストメソッドかも知れません。それは歩けるようになる点。

あとは、膝関節症などで、そもそも歩行出来ない方にも最適です。

これは素晴らしいものです。歩けない人に歩けるメリットを与えるのですから。

 

そして、このリハビリテーションが、合宿でなされる点がとても有意義。

合宿ということは、いずれお家に帰るという前提でされるのですから、余計に頑張ろうという気が湧いてきます。

 

是非とも、ご高齢者だけではなくて、がんをはじめとしたご病気の方のリハビリ用としても、このような施設がもっと登場することを願います。

 

ちなみに、筋トレとか運動に関しておすすめの理由を一つ。

取り組めば取り組むほど、色々なやる気が湧いてきます。

少しのことからでも挑戦してみてください。