#ステージ4 #緩和ケア
がんステージ4の緩和ケア医、臨床試験希望者を追加募集「1年ほど後に結果報告」
◎治験ではなく自主臨床試験
◎ケトン食による食事療法、メトホルミン・ビタミンD・EPA等併用、少量抗がん剤使用
◎QOLを維持して出来るだけ長く生きる
配信:Yahoo
現状のところ、手ごたえを感じるところもありながら、病状悪化で継続不可能なケースもあるようです。
ステージ4では多くの場合、がんが体の中から完全に無くなる完治を目指すのではなく、がんはあっても出来るだけ長く生きる、という方針になります。
そのような状況でも、現状の標準治療はやはり抗がん剤ということになるわけですが、これがステージ4になると、がん悪液質などもあって衰弱も激しいですから、がん細胞だけではなく、患者さんの体も弱めていってしまうわけです。
抗がん剤とのドッグレースと言うと言い過ぎだと思いますが、その側面はどうしてもあります。
「がん共存療法」考案者の山崎医師は、ご自身がステージ4の大腸がんをサバイバルされている方です。
ある程度、がんの制御が可能という自信を持たれる中で、標準治療の抗がん剤を止めてられて、信用に値する(ご本人談)エビデンスが揃うケトン食を始められました。
すると体力がみるみる回復し、がんもある程度おとなしくなっていたようです。
そのことから、ステージ4患者さんに選択肢を、という思いから、臨床試験を始められたということがザっとした経緯です。
つまり、新しい新療法でとてもがんに効く、というよりも、抗がん剤治療に変わる延命手段としてどうか、というものということです。
死生観や人生観に関わる問題でもあります。
ですから、私のような者があれこれ言うべきではないのですが、命がけで取り組んでおられる山崎医師の気概、またここからの更なる末期がん患者さんへの医療発展への願いもあって、応援するような気持ちで情報を追っています。