#肺がん #消化器がん
肺がん・上部消化器がん、オランザピンが食欲・体重を改善
◎124例、化学療法中に低用量オランザピンを毎日投与
食欲亢進、体重増加が認められた

配信:CareNet
https://www.carenet.com/news/general/carenet/56226

 

筋量を減らさないこと、体重を減らさないこと、食欲を保つこと、これらのことが予後要因として非常に重要であることがわかってきています。

 

そんな中で最近注目されているのが、エドミルズ(アナモレリン)ですが、保険適用から1年ほど経過し、一定の効果が見られているようです。

 

こちらの記事は、インドでの試験に関する記事で、既存医薬であるオランザピン(抗精神薬)に効果が見られたとのこと。

 

調べますと、オランザピンは抗がん剤治療開始の前に、制吐を目的として使用されるようです。

 

ということは、今回の記事のトピックとしては、抗がん剤治療中にも低用量で投与を続けると・・・ということが一つのポイントとなってきそうです。

 

オランザピンの作用を考えますとコントロールも大事になってきそうですが、命に関わる治療ですから、利用価値は当然高いと思われます。