#胃がん
国がんなど、大規模症例のゲノム解析により胃がんの治療標的を新たに発見
◎75個の胃がん要因となる遺伝子発見、うち約9.6%で既存治療薬あり
◎日本人胃がんの治療標的となる遺伝子の全体像が解明
◎免疫療法の効果予測因子としても解明
配信:マイナビ
https://news.mynavi.jp/techplus/article/20230316-2627256/
大がかりなゲノム解析が実施され、胃がんドライバー遺伝子の全体像が解明されたということは、見るべき結果だと思いました。
先日、お酒に弱い人の飲酒がスキルス胃がんに代表されるようなびまん型胃がんにつながるという記事を取り上げましたが、あちらもこの解析結果によるものです。
胃がんに関しては、早期発見ではかなり治る確率が高いがん種になったと言えますが、依然としてスキルス胃がんの難しさはよく知られるところです。
こちらの解析結果が今後の治療や医薬の発展に貢献することは確実ですが、少しでも早くなるように願うばかりです。