#乳がん #がん電話相談
HER2陽性乳がん 抗がん剤をやめてよいか 「維持療法」移行も選択肢の一つ
◎59歳女性、肝転移あり、抗がん剤は効果出ている、副作用は耐えられないほどではないがやめたい
◎医師:治療目標は何ですか?

配信:産経新聞
https://www.sankei.com/article/20230307-35SCTFWD5FOQHEV5LLK4RG4544/

 

治療目標は?とお医者様から聞かれて、出来るだけ長く生きたい、と仰っています。

これこそ多くのがん患者さんが到達すべきところとして掲げられるものですが、ではどのような過程を経て、と言うことになると、辛さのある治療、体がどんどん衰えていく可能性、ということが突き刺さってきます。

 

この相談者さんがどのような考えで「抗がん剤をやめたい」と言われているのかは、はっきりとはわかりませんが、恐らくそのような心境もおありかなと思います。

 

お医者様からの結論としては、しばらく維持療法で様子を見ては、とのことです。

現状のところ、抗がん剤の効果は出ているようなので、という前提があります。

しかも副作用は耐えられないほどでもないと。

 

私は医療者ではないので、治療行為そのものについてのあれこれは、あまり言えるものではありません。

ただ言えるのは、治療は続けることが出来るなら続けた方がよいでしょう、ということです。

これだけ毎日ほども、何らかのがん治療に関しての前進を見てきましたから、着々と進歩している一方で、どこかで大きな前進もあるかも知れないという期待があります。

生きていれば、突破口が開けるかも知れない、という漠然とした期待ということになりますが、その可能性を感じるのです。