#銀座並木通りクリニック #がん治療難民
「がんと共存する治療法とは」がん診療医、三好立医師語る
◎がん治療難民の受け入れ:標準治療を終えた、副作用を理由に薬物治療を希望しない、高齢などで標準治療が無理
◎患者の体質に合わせた量での薬物投与、放射線治療が可能な病院との連携
配信:産経新聞
https://www.sankei.com/article/20230228-CSXVHBSBPBN3RKNFDDNO3DHRPU/
少し前に、こちらに関連する記事で知ったのですが、通常、投与される抗がん剤の量は基本的に一律で、患者さんの体質とか体格でコントロールされるわけではないようです。
これをコントロールすることで、副作用が減少することもあるでしょうから、この銀座並木通りクリニックさんの取り組みは、非常に有意義なことと言えるかも知れません。
三好医師が言われるところのがん治療難民とは、主に末期の方であることが多いと思います。
抗がん剤によって出来るだけ延命するというのが、基本的な考え方としてあるようですが、一方では、副作用による生活の質の低下を避けたい方も多いはずです。
この薬物を避ける、ということが、場合によっては治療放棄とかきらめることと捉えられることもあります。しかし、こちらのお話は決してそうではなく、抗がん剤をどんどん投与した場合と同じ分の延命効果が得られこと、或いは、もっと長く生きられることをテーマにされているからこそ、がんと共存、という言葉を使われているのだと思います。
患者さんと治療設備が充実した拠点病院などの大きな病院との中継地点、或いは、コーディネータとして役割に期待していきたいです。