#iPS #免疫療法
iPS細胞からがん免疫療法に使う細胞を作る実験に成功 京大など 
・がん細胞を攻撃する能力を高めたiPS由来の免疫細胞
低コストでの免疫療法が可能になる
・従来薬との併用での活用にも期待 他

配信:NHK
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20221213/k10013920961000.html

こちらの研究については既にメディアで取り上げられていましたが、マウス実験によって効果が確認されたとの報。

iPS細胞のがんをはじめとした医療適用については、一時は国策的に取り組まれていましたが、現在はゲノムに腰が入っているようです。

一方でご本家の京都大学はこの素晴らしいiPS細胞の研究を精力的に継続されており、このような結果に至っているように思います。

記事でも説明されているように、血液がんで実績を残しつつあるCAR-T細胞療法は患者さんの体から免疫細胞を取り出し、強化した上で体に戻すという方法ですが、コストが高いという欠点があります。

しかしこのiPS由来免疫細胞療法は、患者さん自身の体から同細胞を取り出す必要はなく、言わば強化された免疫細胞を量産できるわけです。

このことは、実用化に向けて重要な要素であり、今後更なる発展が期待されます。