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・「免疫が老化を抑制する働きを解明」 

・がん、高血圧などの疾患原因になる老化細胞 

・抗加齢治療につながると期待 他

 

とても興味深い発見だと思います。

オプジーボによって老化細胞を除去することで、昔で言うところの成人病全般を防ぐことが出来るとすればとても素晴らしいことですね。

 

ただ・・・

いくつか疑問点はあります。

まず、老化細胞はどの時点でどの部分のものを除去すればよいのか、という点。

と言いますのは、老化細胞は、分化が止まった不要で有害な細胞のようなイメージがありますが、がん化して分裂・増殖させないために分化が止まっているわけです。

これをそう簡単に除去しても良いものなのか、という素人ながらの疑問があります。

 

また、この機能を最大限に生かすためには、予防的手段として用いられることが大事です。

しかし、mRNAワクチンでも一部まだ大騒ぎする方がおられるように、健康な体に医薬品のような化学品を入れることは、それだけで騒ぎになります。医療領域では無理ではないかということです。

更に、オプジーボはお高い薬だけに尚更です。

 

しかし、もし予防効果が確認され、最適な用法が固まり、生活習慣病による医療費上回るメリットが上回るなら、高齢社会における医療費問題の決め手になる可能性もあります。

 

こちらの研究には注目していきたいと思います。