【記事リンク↓】配信:がんプラス

”悪性黒色腫および血管肉腫対象のホウ素中性子捕捉療法(BNCT)を評価した国内第1相試験(90日間)の観察期間が完了
安全性と忍容性が認められた
副次的評価項目の奏効率の解析でも、60%という高い結果

 

BNCTは、次世代の治療法として大きく期待されています。

従来の放射線療法と比べ、はるかに大きな線量を腫瘍細胞のみに照射することができ、理論上は、これまで治療不可能であった病巣にも著しく損傷を与えることが出来るとされています。

 

こちらの治験は、局所進行、局所再発といういわゆる進行性の悪性黒色腫(メラノーマ)と血管肉腫の患者さんを対象に実施されたものですが、安全性と併せて評価された奏効率(治療効果が表れる割合)でも収穫があった、と。

 

特に血管肉腫の患者さんは、治療法の選択肢は極めて少ないようですので、BNCTが希望になってくるかと思います。

 

早く!ですね。