【記事リンク↓】配信:Hint-Pot
"39歳、右胸の全摘手術を受けた女性
なぜ抗がん剤治療をするという選択に至ったのか、について
「オンコタイプDX(抗がん剤の有効性を予測する遺伝子検査)」の結果で「抗がん剤治療をする」と決める
抗がん剤治療をすすめているわけではない、どちらかといえば避けたいと思っていた方
提示されたのは「TC療法」という治療
考えられる主な副作用は、脱毛、吐き気、しびれ、食欲不振、味覚障害など数多い
主作用である薬の効果を天秤
遺伝子検査では、今後の再発の可能性と、抗がん剤を使った場合に再発を下げる効果がどれだけあるかがパーセンテージで表される
私の結果は、ほんの数%リスクが下がるというもの
たった数%のために強い副作用の出る抗がん剤をする必要があるのか……
当事者ではない時に聞かれたらきっと「やらない」
しかしいざ自分がなってみると気持ちは違う
どんなに確率が少なくても数%に自分が当てはまることはある
確率はあくまでも確率でしかないということは現実
「数%下げられる」だけでも重みがあった
できる限りリスクを減らしてゼロに近づけたいと思った
副作用ばかりを考えて本来の作用や「私が何を一番望んでいるのか」を見失ってはいけないと思った
決め手は、この先「やっぱりあの時」と後悔しないかどうか
「やることはやったのだから」と思いたい
「あの時やっておいたら、違ったのかな」と思わない自信はなく、きっとやらない方が後悔すると思った
「先生が私の立場だったらやりますか?」と主治医に聞いた
すると「私も島田さんと世代は近いのだけど、同じ状況ならやる方を選びますね」との答え
自分の中ではもう決めていたことでしたが、最後の最後、より強い決断として固まった"