【リンク↓】 配信:日経メディカル

・dMMR→DNAミスマッチ修復欠損

・イピ+ニボ→イピリムマブとニボルマブの併用

 

同がん罹患でほとんどがステージ3の患者さん100人以上を対象として行われた試験の中間発表からです。

 

【抜粋】112人中107人で有効性の解析
ITT112人の患者背景は、年齢中央値が60歳、女性が58%、病期はI/II期が13%、低リスクIII期が13%、高リスクIII期が74%、T4aが35%、T4bが28%、N2が62%、T4かつN2だったのが48%だった。

全員で手術が行われ、100%でR0切除が行われた。最初の投与から手術までの期間の中央値は5.4週。安全性に関する新たな問題はなく、主要評価項目の1つである安全性は確認された。

PP107人中106人(99%)で病理学的な奏効、107人中102人(95%)で病理学的大奏効、107人中72人(67%)で病理学的完全奏効が得られた。

全員で腫瘍縮小していたが、視認できる残存腫瘍が50%以上だったのが1人だけ存在した。

観察期間中央値13.1カ月で再発は1例も認めていない。
3年無病生存率の結果は2023年に出る予定。

 

目覚ましい結果と言えそうです。