【リンク↓】 配信:がん医療情報リファレンス
米国での試験。RET遺伝子融合は肺がんや甲状腺がん以外は稀ですが、この変異を持つタイプの方には、がん種を越えて効果がある可能性が示されているとのことです。
高選択制RET阻害薬プラルセチニブという薬を用いた試験。
【抜粋】さまざまな腫瘍型の患者23人において、全奏効率57%、病勢コントロール率83%を示した。これらの結果は、RET遺伝子変異を有する非小細胞肺がん(NSCLC)や甲状腺がんでこれまでに報告された良好な結果を強化するものであり、この標的療法がRET融合患者に組織横断的な(部位にかかわらない)有用性をもたらす可能性があることを示唆している。