【リンク↓】 配信:日刊ゲンダイヘルスケア
駒込病院の名誉院長、佐々木常雄先生の寄稿シリーズ。
今回は、急性白血病に罹患した高校生の方に同級生の友人がおばあちゃんから提案された「千羽鶴」を持って行ったところ、無菌室でしょうか、ホコリ等が入るので病室には持ち込めないと看護師さんに拒否された、というお話。
やむを得ないですよね。
看護師さんに悪意があるはずもなく、当然。
佐々木先生のお話は、がん治療を通じた、人の心模様、人間模様についてのものが多いです。
こちらもそうですね。
治療されている患者さんが一番大変に決まっているのですが、なんとか治って欲しい、とか、気持ちは強く持っていてもらいたい、とか、その患者さんに近い方は、強い思いを持ちます。
その形がたとえば、千羽鶴、であるわけですが、病室に届けられなかったからと言って、そういう思いがなくなるわけではありません。
何よりも、治療が順調に進んだようで良かったです。