【記事リンク↓】配信:NHK
ここ数日は、大きく注目されるニュースが無い=ネタ不足に悩まされましたが、そんな時に飛び込んできたのがこれ、良いニュース。
【抜粋】
国立がん研究センター中央病院斎藤豊内視鏡科長らのグループは、2013年からの2年間に、大きさが2センチ以上の早期がんがあり、電気メスで切除する「ESD」と呼ばれる内視鏡治療を受けたおよそ1400人のその後の経過を調べました。
その結果、ESDを受けた患者の5年生存率は93.6%で、がんが再発した人は8人と0.5%にとどまり、再発した人でも内視鏡治療で切除できたということです。
日本人がかかるがんとしては、今最も多いとされる大腸がんでの実績です。
早期発見早期治療は、どのような病気でも鉄則となるものですが、特に命に関わることがあるがんについては、これは重要中の重要とも言えることになります。
ところが、いわゆるがん検診の件数が伸びない、がんが早期で発見出来ないというジレンマがあります。
どうして検診を受けないのか、というところを考えると、解決策がはっきりとしない問題を見つけるための検診だからです。
もし検診でがんと言われたら、もう死ぬしかない、金はかかるし苦しい治療、そんなイメージであれば、怖くて行けないですよ。
再発リスクが少なく完治する可能性が高い、という試験結果のある療法をがん検診とセットで情報配信出来るようになれば、飛躍的に検診受信者数は伸びると思います。
早期発見と早期治療のセット化により、がん患者数やがんで亡くなる方は減ります。