【記事リンク↓】配信:がんプラス

【POINT】

・関西医科大学6/23リリース

 

・細胞接着分子「ICAM-1」が非常に有望な標的分子であることを2つのトリプルネガティブ乳がんの腫瘍モデル(マウス)で確認

・「ICAM-1」をターゲットに近赤外線光を照射したところ、がん細胞に損傷が与えられていることを確認

形態的には損傷がないように見えたがん細胞にでさえ治療後2時間以内にアクチン細胞骨格の異常な分布と、Ki-672陽性(がん細胞の増幅因子)の著明な減少が認められた

【抜粋】
「今回確認された近赤外線光の照射によるがん細胞の病理学的な損傷は、腫瘍の拡大を抑制し、腫瘍移植マウスの生存を改善しました。この研究は、ICAM-1を標的とした光免疫療法を、将来トリプルネガティブ乳がんに臨床応用できる可能性を示唆しています」