色々な記事を取り上げていますと、そう言えばあれどうなったかな、というものが多くなってきます。
中でもこれは早く実用化してもらいたい技術の一つです。再アップします。
配信:NHK
【抜粋】
胃がんの内視鏡検査で、がん細胞を光らせて、はっきりととらえることに全国で初めて成功しました。
病院は、胃がんの早期発見につながる新たな診断方法として、実用化を目指すことにしています。
去年8月から4月にかけて、胃がんの患者に特殊なアミノ酸を投与し、内視鏡検査で、胃の中を青紫色のLEDライトを照らして、がん細胞を赤く光らせ、はっきりととらえることに成功。
同様の診断方法は、膀胱がんではすでに実用化されていますが、胃がんで成功したのは全国で初めてだということで、病院は今後、実用化を進めて胃がんの早期発見につなげたいとしています。
会見した菓助教は「がんを光らせることで、内視鏡検査に精通していない医師でも胃がんを早期に発見できる。この技術は大腸がんなどにも使えると考えており、今後の内視鏡診断を変える大きな一歩になると思う」と話していました。
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散らばった卵巣がん細胞を光らせ、手術でのがん細胞除去精度を高める技術が先日発表され注目していました。
こちらは胃がん。卵巣がんよりも簡易な手法と言えそうです。
内視鏡でがんを確認出来る正確さについては、AIによる画像診断が随分と伸びてきました。
こちらの技術と併せることで、かなり正確な診断が可能になる未来がありますね。
大腸がんにも適用出来るとのことで、実用化されると、医療に変革をもたらすかも知れません。