配信:Medical DOC
【抜粋】
発覚の5ヶ月前にも検診を受けており、そのときは異常なし
当時不妊治療中での乳がんの告知
当初はステージIIbという診断・胸椎や頭蓋骨への転移がわかりステージIV告知
●治療について
まずは抗がん剤での治療
通常より長い期間抗がん剤治療を続けたところ右胸とリンパにあったがんが消滅・しかし、その後胸椎、頭蓋骨への転移が判明
胸の全摘か温存かの手術方法について検討する際に主治医の説明が二転三転したため、告知から1年経過した段階でセカンドオピニオン
【セカンドオピニオンの内容】
骨に転移しているということは全身に転移しているということ
胸を全て切除するより、がんがあった部分を早急に取って放射線をその部分に当てた方がいい
→温存手術、放射線治療を選択
現在ホルモン療法と分子標的治療中
6年前歩くのもやっとだったときと比較すると信じられないくらい元気に
週1ペースでゴルフ
美容誌やテレビなどメディアに取り上げていただく機会などもあり交友関係も広がる
●治療中の生活について
手術前の1年間は食生活を改善
アルコールは週に1回飲む程度:18kg減量
治療中の心の支えは?
「メイクとおしゃれですね。脱毛があったので、その日のスタイルに合うウィッグを研究したり、気分によって映えるメイクをいろいろ試していったりするうちに、自分に自信が持てて、ワクワクした嬉しい気分になることに気付きました。」
専門家が世界中の研究成果を集めて有効性と安全性を確認した「標準治療」が現時点で効果が得られやすい治療であるということを念頭に
「歩くのも、箸を持つのも、ままならなかった私ですが、現在ではゴルフもできるようになりました。
がんは医療の進歩によって助かる病気になったので、私のように長く治療を続け、がんと共存しながら仕事をしている方も多くいます。
身近な人にがんを患っている人がいたら、思い切って今困っていることはないか尋ねてみてください。あなたのその心がけが患者にとって闘病の励みになります。」