配信:大阪大学
【抜粋】
研究成果のポイント
・がん細胞内の脂肪滴貯留という特徴を有する脂肪含有肝細胞がんが、免疫チェックポイント阻害剤の効果を得られやすい免疫疲弊の状態にあることを発見
・脂肪含有肝細胞がんで増加したパルミチン酸が免疫疲弊を誘導する仕組みを解明
・MRI画像を用いた腫瘍内脂肪蓄積の定量化により、免疫チェックポイント阻害剤を含んだ複合免疫療法の治療効果が予測できる可能性
--------------------
肝臓から細胞を採取するという、体に負担が大きくやや危険も伴う方法ではなく、MRIによって免疫チェックポイント阻害剤の効き目が測れるところがポイントです。