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【抜粋】

米カイザーパーマネンテ北カリフォルニア病院より取得した518万9,303人の13年間(2003〜2015年)のデータを分析し、自宅周囲(自宅から250m、500m、1,000mの距離)の樹木による被覆率と、その人の支払った医療費との関連を検討した。

 その結果、収入やその他の因子を考慮しても、自宅から500mの範囲に木が少ない地区に住む人では、木の多い地区に住む人に比べて、健康問題が多く、年間の医療費が374ドル(約4万6,750円、1ドル125円換算、以下同)多くかかっていることが明らかになった。これは、避けられる可能性のある医療費が年間およそ1億9400万ドル(約242億5000万円)かかっているという計算になるのだという。