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配信:プレジデント

 

余命半年を乗り越えて、現在は元気にしておられる方のお話です。
この記事での結論は、食事療法に至ります。

私はこの記事(本)の著者である偉い先生に是非ともお願いしたい気持ちです。

食事療法で良くなられた一例を出すのではなく、どうしてそのような寛解が得られたかについて、もっと分析をお願いしたいのです。

これまでにも、このようなお話はたくさん聞きましたし、これを励みに食事療法を実践しておられるサバイバーさんも大勢おられます。
また一方では、標準治療を放棄して、食事療法などの民間療法の類を選択し、早くに亡くなられたケースも結構耳にします。

結局、何なのでしょうか。
こちらの著者さんもお医者様でしょう。このような事例を挙げて、食事療法で治しなさいと言いたいのでしょうか、それとも本を売りたい=金が欲しいだけなのでしょうか。

僭越ながら、こちらの記事の解釈や適用をどうするのかをサバイバーさんに助言するとしますと、参考程度にしてください、です。
医療や医薬は色々と言われるところがありますが、臨床試験において有意とされた療法が徐々に標準治療とされていっているのですから、命を長らえるための手段を標準治療と食事療法で択一するなら前者です。ただ、まだ医療で追いついていない部分、即ち、抗がん剤治療を含めて体への大きな損傷を負う治療に対する身体的ケアの一環として、食事内容や日常生活で出来ることは沢山ありますから、食事療法と呼ばれるものを取り入れるのも良いと思います。択一的である必要などないということです。

医療者が医療のため医者のため、製薬会社が薬を売って利益を得るため、本を沢山売るため・・・これらを最終的な目的にしてはいけないと思います。がん治療を利用しているのではないかと疑いたくなることが多々ありますね。