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配信:日経メディカル

 

「飲む放射線治療」と言える、α線内用療法の原料となる、アスタチンの国内製造に向けた一歩です。

 

同原料を輸入に頼っていたこと、法令上の障害などがあって日本に入って来なかったことが、この療法研究の障壁となっていたようです。

その原料を代替するアスタチンの国内製造に目処が立てば、また一つ有効な療法が誕生するかも知れませんね。

 

アスタチンを使用するα線内用療法は、難治性甲状腺がんを対象に臨床試験中です。特に安全性について確認すべき項目が多いのではないかと思います。

 

甲状腺がんの他に、膵臓がんや転移性進行がんの治療法としても期待されているようです。