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配信:国立がん研究センター

 

非常に有意義な取組みだと思います。

研究成果が素晴らしいのは当然なのですが、製薬会社が取り組みたがらない希少がん患者さん向けの薬剤研究を、医師(まあ病院ですが)主導で臨床試験を行って有効性を確認したというものです。製薬会社は後付けなんです。

この方式で希少がんのソリューションが見いだされますように期待します。

 

【抜粋】

国内で実施した医師主導治験の結果をもとに世界で初めてとなるHER2陽性大腸がん患者さんに対するペルツズマブとトラスツズマブの併用療法が日本で承認
アカデミアが主導した治験とSCRUM-Japanレジストリ研究の結果により、新たな治療法を確立した成功例

全体の約30%でがんの明らかな縮小が認められ、あらかじめ設定した有効性の基準を上回る結果を確認

国立がん研究センター東病院は製薬企業が積極的に取り組みにくい希少なサブタイプに対して有効な治療法を開発するため、SCRUM-Japanの基盤を活用してスクリーニングプラットフォームの構築や医師主導治験の実施に積極的に取り組んでいる