【リンク】本記事はこちらから↓

配信:ヤフーニュース

 

まだそんなに長くはないのですが、ほぼ毎日、素焼きのミックスナッツを食べています。最初は塩気が無いのがさびしかったのですが、慣れてくるとナッツそのものの旨味が心地よくなります。

こちらの記事では、かなり詳しくナッツの優位点や食べ方などが紹介されています。

 

【抜粋】

ナッツ類はビタミンやミネラル、良質な脂質など栄養素が豊富なので、体にいいと言われています。代表的なものは「ビタミンE」「食物繊維」「不飽和脂肪酸」などですね。

ビタミンEは、脂溶性ビタミンという水に溶けず脂肪や肝臓に蓄えられるビタミンです。私たちは酸素を使って生きていますが、その酸素が体の中で使いやすい形の活性酸素という物質に変化しています。この活性酸素が体の中で増えすぎてしまうと酸化が起こり、細胞を傷つけてしまいます。酸化はがんや動脈硬化など生活習慣病の原因や、シミやしわといった老化の原因になります。ビタミンEにはこの酸化から体を守ってくれる「抗酸化作用」があり、若返りのビタミンとも呼ばれています。

食物繊維は水に溶けやすい水溶性食物繊維と水に溶けにくい不溶性食物繊維に分かれています。このうちナッツ類には不溶性食物繊維が豊富に含まれています。不溶性食物繊維の働きとしては水分を吸収して腸の中で膨らむことにより、便のかさを増やしてくれます。それによって腸が刺激され、便通がスムーズになります。また、腸の中の細菌によって発酵や分解がされることに加え、有害な物質を吸着して排出してくれる働きもあるので、腸内環境の改善が期待できます。

脂肪を構成する脂肪酸は2種類ありますが、そのうち動物性の脂に多く含まれるものを飽和脂肪酸、魚や植物の脂に多く含まれるものを不飽和脂肪酸と言います。飽和脂肪酸は摂りすぎると動脈硬化や脂質異常症をはじめとした生活習慣病の原因となりますが、不飽和脂肪酸には体にいい効果がたくさんあります。アーモンドなどに多く含まれるオレイン酸にはビタミンEと同じく抗酸化作用があり、クルミなどに多く含まれるα-リノレン酸には動脈硬化の改善などが期待できます。また、いずれも悪玉コレステロールを下げる働きがあります。

クルミに多く含まれているポリフェノールは植物が持つ苦みや色みの成分のことで、強い抗酸化作用があります。また、カシューナッツには不足しがちな亜鉛が多く含まれ、味覚障害や薄毛などの予防につながります。

ナッツ類には食物繊維と不飽和脂肪酸が豊富に含まれていることから腹持ちがいいので、小腹が空いてしまった時に間食として食べるのがおすすめです。そうすると、そのあとの食事で食べ過ぎを防ぐことができます。

ナッツ類の効果的な食べ方はローストしたものをそのまま食べる方法です。ナッツ類にはチョコレートや砂糖で加工されているものや、おつまみとして味つけされているものも多くありますが、そういったものよりも、シンプルにナッツの栄養素を効果的に摂るにはローストされただけの「素焼き」などの表示があるものを選ぶことをおすすめします。

おつまみ用として売られているものの多くが塩や油で味付けされているため、食べ過ぎてしまうと健康効果以上に生活習慣病のリスクが高まってしまいます。また、食べ過ぎたときにニキビができると言われるのも加工品の油が原因になりますので、選ぶときには表示をよく見るようにしましょう。

ナッツ類の適正量は1日ひとつかみ程度(約25g)と言われています。これは豊富に含まれている食物繊維と不飽和脂肪酸によるもので、これらは消化しにくい特徴があるため、食べ過ぎてしまうとお腹が緩くなってしまうこともあるので注意が必要です。

ナッツ類に含まれている脂肪酸は酸化しやすい特徴があるので、あまり大量に購入することはおすすめできません。ストックするときは空気に触れないように密閉容器に入れて冷凍庫など暗くて温度の低い場所で保管すると比較的長持ちします。