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配信:MIT TECHNOLOGY REVIEW

 

オキサリプラチン使用時の副作用である”痺れ”を緩和する薬剤の発見です。

 

【抜粋】

抗がん剤オキサリプラチンの副作用である末梢神経障害を軽減する薬剤を、ビッグデータ解析などのデータ科学の手法を用いて発見

 

米食品医薬品局(FDA)の有害事象報告システムデータベースから、オキサリプラチンと併用したときに末梢神経障害を軽減する既存承認薬を検索

 

米国立衛生研究所(NIH)が提供している遺伝子発現データベースから、オキサリプラチン誘発末梢神経障害に関連した遺伝子発現変化を打ち消す既存承認薬を探索

 

高脂血症治療薬であるシンバスタチンが、オキサリプラチン誘発末梢神経障害の新たな治療薬となる可能性が見出された

 

ラットを使った動物実験では、シンバスタチンが神経軸索の編成を抑制し、オキサリプラチン投与によって生じる痛覚過敏反応を有意に軽減することが確認