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2021.11.25

 

【抜粋】

日本初!訪問看護専用電子カルテ「iBow」(アイボウ)の開発・販売を行う株式会社eWeLL(イーウェル)(所在地:大阪市中央区、代表取締役社長 中野 剛人) は、製薬会社や治験会社(医薬品開発業務受託機関)向けの新サービスとして、在宅治験業務を全国規模で支援する「iBow治験システム」を開発。2021年11月より開始する。

 

eWeLLが提供する「iBow」は全国47都道府県1,900か所以上の訪問看護ステーションに従事する約1万4千人の訪問看護師が利用している業務支援システムで、約16万人の在宅患者の療養を支えている。このシステムと連動した「iBow治験システム」は、国内初となる地域を限定することのない全国規模の対応が可能である。

また、在宅治験専用に開発した「iBow治験システム」は、本年11月より運用開始し、正確な管理、効率的な在宅治験を実施できるため、治験病院と治験訪問看護師の遠隔での連携を実現できている。

本サービスは、製薬会社や治験会社からの依頼のもと、全国の訪問看護ステーションの中から瞬時に対象疾患を有する患者宅に最寄りのステーションを探し出し、紹介を行う。これにより、製薬会社や治験会社は治験業務を訪問看護師に委託でき、遠方の治験病院から看護師が訪問する従来の場合に比べ、移動に要する時間的、費用的な負担を大幅に軽減できる。

また、対象疾患を有する患者にとっては、これまで行われていた治験病院への通院による肉体的な負担が軽減されるうえ、投薬の副作用など経過観察も含めてより安心な環境での治験参加が可能となる。さらに、これまで地理的な理由で候補から外れていた患者も、今後は住地域に拘わらず、治験参加で新薬治療を受ける選択肢を持てる機会が増える