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肝細胞がん免疫療法の効果を予測する画像バイオマーカーを発見 免疫療法の効果がない患者に対するMRI診断の有効性を証明:紀伊民報AGARA

AGARA20210820

 

・・・・・・・・・・抜粋・・・・・・・・・・

近畿大学医学部(大阪府大阪狭山市)内科学教室(消化器内科部門)主任教授 工藤 正俊を中心とする研究グループは、切除不能の肝細胞がん(肝がん)の患者に免疫チェックポイント阻害剤※1 が効くかどうかを予測するための指標として、「EOB-MRI※2」という造影MRI検査が画像バイオマーカーとなることを発見しました。本件に関する論文が、令和3年(2021年)8月19日(木)に、消化器学・腫瘍学部門の専門誌“Liver cancer”に掲載されました。
 

【本件のポイント】
●肝がんに対する免疫チェックポイント阻害剤の効果を予測する画像バイオマーカーを発見
●EOB-MRIという造影MRI検査で、免疫チェックポイント阻害剤の効かない患者を判別
●画像バイオマーカーでの予測は患者の負担が少なく、個別化治療の第一歩となる重要な成果

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