配信:ダイヤモンオンライン20210805

前立腺がん克服した宮本亞門氏「治療の決断、自分の軸を持つことが大事」 | がん治療選択 | ダイヤモンド・オンライン (diamond.jp)

 

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がんになって一番良かったのが、がんサバイバーたちが集まる会に参加したことです。みなさん、すごくポジティブ思考なんです。彼らは実際に闘病しつつも、行動している人たちなんです。悩んでいるだけではなくて、少しでも行動をしようとしている。

 

例えば、顔面にもがんが進行していたり、余命数ヵ月だったりするけれど、最後まで行動し続ける。こういう人たちは、生きている今に焦点をあてているようで、明るくて、生の喜びがあふれている。お会いするたびに、僕も勇気づけられるんです。

 

がんがあるということは、死という縁を目のあたりにし、そこに近づいていくことでもあります。僕自身、ステージがいくつか分からなかったときの不安は今も覚えています。外を見ても、ビルを見ても、人々が活発に動いている。「生きているのはうらやましいな」「歩きたいな」「走りたいな」「少しでも長く生きたいな」と思っていました。

 

舞台をやっていたので人間観察には興味がありましたが、それでもがんになって、人生の勉強という意味では貴重な体験をさせてもらっていると思っています。「生命の勲章」と言っているんですが、「僕はまだガンという勲章を胸に生きている」と思えるようになった。

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大規模ながん患者会に何度もおじゃましているのですが、法人自体はお医者様らが主催されいるのですが、運営はサバイバーさんがされているケースが多く驚きました。

そこには、何か使命感のようなものも感じました。サバイバーさんにとっては、共感を得る、情報を得る、治療に積極的になる、それらの点でプラスだと思います。そして、それは治療成績にも好影響をもたらすようです。おすすめします。

 

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