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絶対に後悔したくない! がん治療の選択で迷ったときの思考法 - ニュース・コラム - Yahoo!ファイナンス

配信:ヤフーファイナンス20210718

 

病院や医療行政の内部事情を考慮するという、ジャーナリストならではの観点で治療法を見極めて行かれたのですね。とても参考になります。

 

【抜粋】

金田 がんの疑いがあって検査に行った患者さんは、何科を受診しているか、それほど気にしてないと思います。診察するのは大きく分けると外科か腫瘍内科の2つですが、外科の医者は手術をするように勧めるでしょう。腫瘍内科の医者は中立です。同じ程度の生存率だったら、手術を回避して、化学放射線で治療することを勧める人もいるでしょうね。つまり、自分が何科で診てもらうかによって、医者が提案する治療法が異なる場合があるわけです。

自分で納得のいく治療法を選びたなら、前回のインタビュー(「がん治療、口の重い医者や病院から情報を引き出すには」)でも話した通り、患者のほうから医師に質問するなどして、希望を言わなければいけません。けれども本来は、病院側からも患者に対して「生存率は若干落ちるが、こういう治療法もある」「あなたの病気は、治療法にいくつかの選択肢がある」という説明をするべきなんですよ。