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日本人における高悪性度前立腺がんに特徴的な腸内フローラを発見 前立腺がんの予防及び診断につながることに期待 - 大学プレスセンター (u-presscenter.jp)
配信:大学プレスセンター20210708
腸内フローラとがんの関係性については、昭和大学さんがクラファンでの取り組みを発表されて興味深いと思っていたところです。こちらは高悪性度の前立腺がんとの関連性の発見。
私がなぜ腸内フローラとがんの関連性に興味を持つかと申しますと、腸内フローラの形成には食べる物が大きく関連してくるからです。
医療人のみなさんの中でも多くの方々が、発がんと食品の関連性については”希薄”かほぼ無いというご意見をお持ちで、最近はそう言ったお話をよく耳にするようになりました。
しかし、私はあくまで”思想”とか”通念”のレベルですが、食べる物と発がんは大きく関係すると思っています。腸内フローラとがんの関連性が明らかになればなるほど、このことは焦点が当たりだすと思います。自分が正しいと言いたいのではなく、がん予防の点で、高効率で体にやさしいメソッドの開発を望んているからです。
【抜粋】
近畿大学医学部(大阪府大阪狭山市)泌尿器科学教室准教授の藤田 和利らの研究チームは、大阪大学大学院医学系研究科(大阪府吹田市)との共同研究により、日本人の悪性度の高い前立腺がん患者に特徴的な腸内フローラ※1 を発見しました。本研究成果によって、この腸内フローラが前立腺がんの増殖を引き起こすことが示唆され、今後、前立腺がんの予防や診断に応用されることが期待されます。
本件に関する論文が、令和3年(2021年)7月6日(火)に、日本癌学会発行の腫瘍学を取り扱う国際雑誌''Cancer Science''にオンライン掲載されました。