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中外製薬 がん免疫療法薬テセントリク NSCLCの術後補助療法を申請 | ニュース | ミクスOnline (mixonline.jp)
配信:ミクス20210709
【抜粋】
※テセントリク点滴静注=一般名:アテゾリズマブ(遺伝子組換え)
今回の申請は第3相臨床試験の「IMpower010試験」の成績に基づく。同試験は、腫瘍細胞でPD-L1が1%以上発現しているII期~IIIA期NSCLCの完全切除患者を対象に、シスプラチンをベースとする術後補助化学療法を施行した後に、アテゾリズマブの有効性と安全性を支持療法と比較した第3相非盲検ランダム化試験。アテゾリズマブとして1回1200mgを3週間隔で点滴静注した(最大16サイクル)。
その結果、アテゾリズマブによる治療は支持療法と比較して、再発または死亡のリスク(無病生存期間(DFS))を34%低下させた(ハザード比:0.66、95%信頼区間:0.50~0.88)。安全性は、これまでに認められている安全性プロファイルと同様で、新たな安全性上の懸念は示されなかったとしている。