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がん治療と腸内フローラの関係性を解明する研究分野に集まる注目|健康・医療情報でQOLを高める~ヘルスプレス/HEALTH PRESS
配信:ヘルスプレス20210707
【抜粋】
「現在、昭和大学では、腸内細菌叢データバンク(U-Bank)を用いて、肺がんを含む様々ながんに対するこれまでの腸内細菌叢とがん免疫の関わりに関する研究を進めています。世界中でがんと腸内細菌の研究が進められていますが、そこではまだ不明な点や課題が多いのが現状です。ひとことで腸内細菌といっても、日本で生まれ育った人は特有な腸内細菌叢を有するため、欧米のデータでは補えないという面があります。そこでは日本独自のデータ収集と解析が不可欠です」としている。
「この治験は、治療薬を開発する企業ではなく医師が中心となり治験を行うため、企業中心で行う治験と比べ、潤沢な研究費がありません。そのため膨大なデータを数理統計学的に解析するために膨大な費用が掛かるため、クラウドファンディングという挑戦を行っています」
そのクラウドファンディングとは
『命を救う新たな選択肢を!肺がんに対する免疫療法の治験を利用した研究』(https://readyfor.jp/projects/kangarootail)で当初、目標額を2000万円と設定していたが、多くの医療関係者や患者さんの支援が集まりすでにその目標額を達成、第二目標の3000万に挑戦中だ。その最終締め切りは7月9日(金)の午後6時
となっている。