がん破壊、ウイルスに託す 脳腫瘍以外でも開発競う: 日本経済新聞 (nikkei.com)

配信:日本経済新聞 2021.07.04

 

【抜粋】

ウイルスを使ってがんを倒す新たな治療法が登場した。がん細胞だけで増えて死滅させる

「ウイルス療法」の新薬が6月、厚生労働省に条件付きで承認

された。

臨床試験(治験)では

1年後の生存率が8~9割と、従来の治療法の約6倍

となった。開発は盛んで、

他のがんにも効果があると期待

されている。

 

こちらは有料記事のため読めない方も多いと思いますが、とても希望にある内容なはずです。

 

ウィルス名「G47デルタ」と言い、東大アカデミアが主導となって開発が進められてきた医薬です。

脳腫瘍での臨床試験実績は上の通りですが、動物実験では他の固形がんでの効果も確認されているようです。

効果の高さから注目が集まっています。

 

オプジーボが徐々にその適用範囲を広げているように、このウィルス療法もそうなってもたいたいところです。

 

日本の新しい療法や医薬には、なかなかすごいものがありますね。

日本初NIH案件の「がん光免疫療法」、日本初英国で臨床試験継続中の放射線増感剤「KORTUC」などなど。

これからの10年は期待も期待が膨らみます。