既治療MSI-H進行大腸癌へのイピリムマブとニボルマブの併用は長期間高い効果を持続、4年OS率は70.5%【WCGC 2021】:日経メディカル (nikkeibp.co.jp)
配信:日経メディカル 2021.07.04
【抜粋】
1ライン以上の前治療を受けたDNAミスマッチ修復機構欠損(dMMR)/マイクロサテライト不安定性高(MSI-H)の進行大腸癌
に対して、
抗CTLA-4抗体イピリムマブと抗PD-1抗体ニボルマブの併用療法は長期間に渡って高い効果を発揮する可能性
が明らかとなった。非無作為化多コホートフェーズ2試験であるCheckMate-142試験の、観察期間4年の結果示された。
イピリムマブとニボルマブを併用投与したコホート119人の解析で、48カ月無増悪生存(PFS率)が53%、48カ月全生存(OS)率は70.5%
だった。