【独自】藤田医大、がん患者1000人を無料ゲノム検査 治療研究に活用:中日新聞Web (chunichi.co.jp)
配信:中日新聞 2021.06.28
【抜粋】
がんは遺伝子の変異が原因となって起こる病気。同じ肺がんでも、患者一人一人の体質や病状の進行によって変異した遺伝子は異なる。がん遺伝子検査では、患者から採取したがん組織を解析し、数十〜二百以上の遺伝子の変異を調べる。変異遺伝子を特定することで、一般的に使われる抗がん剤よりも効果的な薬を選んで使うことが可能になり、再発の危険性も予測できるという。
無料という文字がやはり引き付けられるのですが、遺伝子検査そのものがもっとクローズアップされて欲しいとも思います。
遺伝子とは、言わば設計図のようなもので、それぞれの人にあります。これがどのようなものであるかで、がんの原因も、治療のポイントも変わってきます。
古くは、色々な治療方法の中から、お医者様の経験と勘によって治療方針が決められたわけですが、人それぞれにある遺伝子を根拠とすることで、効く、治療が選択できるような時代はすぐそこ、です。