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がんになったら痩せるのはどうして? 「がん悪液質」をご存知ですか | ガジェット通信 GetNews

 

配信:ガジェット通信 2021.06.25

 

【抜粋】

がん患者さんと家族を対象に実施した調査によると、

がんと診断されて以降、食欲不振について「気にかけている」と回答したのは、家族では56.5%に上った一方、患者さんでは29.0%にとどまっていました。

体重減少を「気にかけている」と回答したのは、家族が46.4%、患者さんは38.3%でした。

「食欲不振と体重減少のどちらも気にしていない」と回答したのは、家族では33.3%だったのに対し、患者さんでは53.3%を占めました。

髙山先生は、「家族・介護者は患者さんが痩せていく姿をみて心配で食べるよう患者さんに勧めがちだが、患者さんは食べたくても食べられないことから、対立が起きることもある」と指摘。「がん悪液質について家族や介護者を含め、多くの人に知ってもらいたい」とがん悪液質の周知が課題だと述べました。

 

 髙山先生は、「死因を正確に調べるのは難しい」としつつ、「死因の2/3は臓器不全によるものだが、1/4はがん悪液質によって徐々に衰弱して亡くなる」と、がん悪液質について問題視し、がん悪液質を治療する必要性を訴えました。