コロナ禍こそ医療者はがん医療に対する発想の転換を:日経メディカル (nikkeibp.co.jp)

 

「がん」を社会の解決事項としてとらえらているところに、広範な意義を感じます。

がん研有明の名誉院長であられる武藤徹一郎さんを座長とする【「がん患者本位のエンゲージメント」を考える会】

 

一社会人、或いは企業人として、特に仰せのところのビジョン1について取り組んでいけると思うのですが、これをどうビジネスや仕事として成立させ、継続性のある形に出来るかが課題ですね。

有料アプリやサイトなどで、がんサバイバーさんの悩み相談を提供しているサービスが存在していますし、あのクックパッドを母体とする「おいしい健康」さんもまた、有料会員制のレシピサイトとして収益化しています。利用者の利益はもちろん、運営側の利益が無くてはありません。それをどうするか、ですね。

 

私は企業としての理想を持っています。

80歳まで働ける会社、です。

もちろん、80歳をこえても働けるなら働いていただいてもよいのですが。

事業内容、働く内容や強度がしっかりコントロールされることで、労働は健康にも良いものに成り得ると思うのです。

いくら健康に気をつけていても、がんに罹ることは大いにあり得ます。そんな時に、治療を優先しながら労働を継続出来るような会社。これも理想ですね。でも出来ると思います。

私が知る限り、例え進行がんに罹っていたとしても、出来るだけ体は動かした方が良い。その方が治療に好影響だと。その好影響を受けることが出来る会社、ということですね。

 

だからこそ、ビジョン1の企業としての達成は、社会を良いものに変えていく一つに成り得る気がするのです。

これを達成するには、企業もまた発想の転換が必要ですね。

企業のための企業ではなく、企業もまた社会の1ピースであることを俯瞰する必要があります。