進歩遂げるがんの放射線治療副作用は大幅に軽減(東京都立駒込病院放射線診療科 唐澤克之部長)|医療ニュース トピックス|時事メディカル|時事通信の医療ニュースサイト (jiji.com)
時事メディカル 210605
【抜粋】放射線治療の有効性が向上したことで、手術が不要になるケースも増えている。早期の前立腺がんでは、放射線治療のみで根治が期待できる例が多く、病巣が小さい肺がんでは手術と同等の治療成績を上げているという。さらに、頭頸部がん、食道がん、膵臓(すいぞう)がん、ぼうこうがんなどでは、放射線治療と抗がん剤を併用して、治療できる人が増えている。
放射線治療は、手術できない、または手術に抵抗がある人に有益な場合がある。手術が必要か否かは個々の患者で異なるが、「治療に迷ったら、放射線治療の専門医(放射線腫瘍医)にセカンドオピニオンを求めるのもよいでしょう」と唐澤部長はアドバイスする。