割と知られていると思いますが、
GSX-S1000GTのエンジンは、
もともとSSの搭載エンジンなので
基本的に高回転型のハイパワーエンジンです。
直列4気筒 998cm3
ボア×ストローク 73.4mm × 59.0mm
圧縮比 12.2
最高出力150PS / 11,000rpm
最大トルク 10.7kgf・m / 9,250rpm
上の方の回転域まで回したことがないので、
実際にどれぐらい凄いパワーなのかは未体験ですけど
私の手に負えないことは途中まで回せば十分に分かるので
高回転域を使うことは最後までないでしょう。(笑)
ただ、このエンジン、こんなハイパワーなのに
やたらと低回転でも普通に走れます。
V-Strom650よりもずっと低回転で走れます。
そこで、
GSX-S1000GTの低回転での実力を試すために
近くの国道306号の鞍掛峠へ行ってきました。
滋賀県側から登って、頂上のトンネル抜けて、三重県側へ。
その間を6速のみで走るチャレンジしてみました。
最初は6速2000r.p.m.~2500r.p.m.で登ってましたが・・・・
滋賀県側を登っている途中で
前を走る軽四に追いついてしまったために、
なんと、 35km/h
6速 1500r.p.m.です。
でも、この速度でもノッキングすることなく
6速のまま峠を登っていくことが出来るんです!
登り坂をゆっくり加速も出来てしまいます。
低回転で走れることは分かっていましたが、
6速 35km/hで峠が登れるとはビックリです。
結局、鞍掛峠の滋賀県ゲートから三重県ゲートまでの全長10kmを、6速キープで一度もシフトチェンジすることなく走行できました。
ショートストロークで圧縮比高めでフライホイール軽め。
こんなレーシーなエンジンなのに、
この低回転性能の凄さはどうなっての?
って感じです。(笑)
峠を越えて、近所を一周して戻ってきたときの燃費
20km/Lでした。
いまだ20km/Lを割ったことがないです。
下は、鞍掛峠越えの私の動画です。YouTube
低回転でもノッキングせずに走れるのは、
ハイオク仕様だからですかね?
そのおかげで燃費良好であるなら、
ハイパワーエンジンの実力を全然発揮してないけど
無駄にハイオク使ってるわけじゃないってことかな?(笑)