悲劇は忘れた頃にやってくる | GSX-S1000GT ツーリング & メンテ by DS

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GSX-S1000GT乗りのブログです。バイクネタに限りません。
DSはNIFTY-Serve Fcar当時のハンドルネーム(DSPRS)から

無事故無検挙安全運転が一応モットーなので、四輪も二輪も事故もなくお巡りさんにお世話になることもなくここ27年ほど過ごしております。
(最後にネズミ取りのネズミになったのが27年前)

が、200kgを越えるバイクを、いくらデブったと言っても80kgもないじじいが操っているわけですから、車重がもろにかかったら支えられないのは当然です。
そんな悲劇が久々に発生してしまいました。

昨日は近場のいつものルートをソロツーで出かけていました。

鈴鹿スカイラインを越え、伊賀コリドールロードを走り、ひなち湖、道の駅御杖(みつえ)、県道15号、青山高原・・・・・ここで転けました。

 

青山高原の第5駐車場でちょっと一休みしてました。

他にバイク1台がちょっと離れたところに止まってましたが、そのバイクも駐車場を出ていったので私ひとりでした。

さてと帰るかとバイクに跨がって、エンジン掛けて、ちょんちょんとつま先でバックして、クラッチつないで動き出しながら左バンクさせて小さめのUターンしようとしたら1メートルも進んだかどうかでエンスト!

バンクさせながらのエンストは流石に倒れるのが速い。エンストしたと思った瞬間に地面を転がってました。

自分で言うのもなんですが、そこまで発進もUターンも下手とは思えないのでどうしてエンスト転けしたのか自分でも分かりませんでした。

とりあえず誰か駐車場に入って来る前に急いでバイク起こしました。

幸いケガもなく、バイクもエンジンガードとトップケースの横が傷ついただけでクラッチレバーもミラーもウインカーも被害無かったです。
ただ、気分はちょっと落ち込みました。

なんでエンスト転けしたのだろう・・・

誰もいない駐車場でじじいが一人で嘆いていても仕方ないのでとりあえず帰ることに。

再びバイクに跨がってエンジン掛けようとしたら、転けた原因が分かりました。

ギア表示が2速・・・

これか・・・

私はバイク駐車するときに1速に入れてます。

なので発進するときは、クラッチ握ってエンジン掛けたらギアを入れることなく発進します。

今回も同様に1速に入っていると思い込んで、2速発進。

一旦停止などでギアを落とし切れてなくて2速や3速で発進することは時々ありますが、直進ならエンジンがストールした瞬間にクラッチ握れば済みますけど、昨日は発進と同時に左旋回してるのであっけなく撃沈。

V-Strom650も乗り慣れたので結構自分の思い通りに乗れる感覚がありますが、それが油断の元凶ですなぁ・・・

久々の転倒でした。

 

ここで終われば、まだ笑い話でしたが、悲劇は続きます。

 

再度慎重に発進して、駐車場を出ました。

青山高原の第5駐車場は少し高いところにあるので、道路へ出るには連絡路が下り坂になります。

その下り坂をゆっくり下りてきたら、前の道路をバイクツーリングの一群が通過してました。

あの人たちにエンスト転け見られなくて良かった。

と思いつつ一旦停止しようとしたら・・・左足の下に地面が無い。

ようやく地面に足が届いたと思った時にはバイクの車重が支えきれない状態にバイクが傾いていて、そのまま再び左側に立ちごけ。

立ち転けアルアルですが、下り坂の終端なので前輪が道路の高さで後輪が下り坂の途中だったのです。前を通過するバイクに気を取られて路面をよく見てなかったのです。軽いV字なので浮いたのは2~3cmだと思いますが、普段からギリなので油断すると届きません。

前のバイクの一群が止まらずに通過してくれたのがせめてもの救いでした。武士の情けでしょうか。

 

カーブの砂や林道の苔で滑って冷や汗をかくことは何度もあってもなんとか立て直してきたのに、平和な青山高原の駐車場でエンスト転けと立ち転けの連続・・・へこむ。

 

その立ち転け動画です。

 

 

いま思うと、やはり慢心ってことでしょう。

立ち転けって何?

それってどうやるの?

ぐらいに思っていた時期もありましたが、

ちょっと油断したらあっさりお迎えが来ました。