ロマンチック沖縄vol.2 YU-KI
4月17日
「明日が本番だから!!」
4月16日を
締めくくる言葉
集合は7時
今回のPVの
プランが書かれた紙には
"天気はもちろん晴れ!!"
と書いてある
降り出した雨は
きっと止むであろう
そんな気持ちが
言わずとも
みんなに伝わった
幸か不幸か
俺の部屋側の
窓を開けると
隣のホテルが
すぐ近くにある
昼でも夜でも
同じような明るさだ
雨を見ないように
そして明日
雨を見なくてすむように
願を掛ける気持ちで
わざとカーテンをしめた
---------------------------
AM6:00
みんながちゃんと
起きているか
不安になるほど
静かだった
早くも沖縄に浮かれていた男
(Mの字)
泡盛をたらふく飲んだ男
(Sの字)
ただ単に寝起きの悪い男
(Gの字)
三人はさておき
少ない睡眠時間の割に
思いのほか眠気は覚め
それが不安を煽り
俺はとりあえずシャワーを浴びた(Yの字)
一息つくと
しまっているカーテンに気付く
「あけたくないなぁ･･･」
もし雨が降っていたら･･･
沖縄の神様･シーサーを
昨日買っておけばよかったと
今更悔やんでみたり
時間も迫ってきた
7時にはロビーに集合
それまで天気がわからないのも
悪くないかなと思ったが
空を見る前に
みんなの表情で
わかってしまうのも
いかがなものかと
思い切ってカーテンを開けた
-------------------------
AM8:30
僅かに揺れる車内
沖縄は渋滞だ
｢移動手段が車しかないから
みんなが何をするにも
車に乗るんだね～｣
と言ってソメソメは
もう一度眠りについた
出発が遅れたのは
雨のため
プランを大幅に
変更したからだ
忘れていた
きっと沖縄が
なんとかしてくれると
思っていたのだろう
デジカットでは
これが普通だ
デジカットでは
雨が普通なのだ
カーテンを開けた俺は
｢もう一度眠っていいですか？｣
と心の中で呟いた
-----------------------
一人
そわそわしている男
二人
程よく遠い車内
話をしている女
プラン変更後の
最初の撮影は
｢みんなでガラス作り｣
こんなおじさん新人四人に
沖縄からモデルさんが
二人も来てくれると言う
六人でワイワイ
ガラス作りを体験
ひと夏の
アバンチュール的な
捉えていただければ
よろしいかと
初･沖縄に続き
初･女の子
どんな雨が降ろうと
自分の熱ですぐ乾く
スーパーMANA-Bの誕生だ
-------------------------
一人
カメラをまわす男
考えてみたら
女の子は二人だ
ということは
男の子は二人余る
ガラスを作る順番は
１･MANA-B
２･GOTAN
３･SOMESOME
４･YU-KI
となった
ガラスを作る順番は
１･MANA-B
２･GOTAN(＋モデル)
３･SOMESOME
４･YU-KI(＋モデル)
となった
一人
カメラをまわす男
ご想像できたであろうか？
あっという間に
それぞれが
緑のビールジョッキ
青の灰皿
赤の器(？)
ピンクのワイングラス
を無事(？)完成させ
敷地内で息抜きがてら
売っていたアイスで乾杯した
作ったガラス達で
乾杯したいトコだったが
どうやら明日まで
かかるらしい･･･
さとうきびアイスを
しっかりと味わった
----------------------
その後
船に乗って
ハリセンボンを見たり
ゲストハウスで
ダーツをしたり
唄ったり
ビリヤードをしたり
唄ったり
手品をしたり
唄ったり
雨が降っているなんて
気にもならず
撮影が終わったのが
PM10:00過ぎ
その中でも
一際盛り上がったのが
沖縄そば早食い対決
であろう
----------------------
今回のＰＶ
監督は大橋さん
と言う人が務めてくれた
聞くと"大塚愛"氏の
"さくらんぼ"を撮った人とのこと
こんな新人おじさん四人に･･･
恐縮です
(誤解されると困るが)
眼鏡の似合う
俺好みの顔で
声がデカく
話が上手い
そんな大橋さんが
デジカットに
チャンスをくれた
｢一位になった人には
モデルの二人から
ほっぺにCHU～で～す｣
MANA-Bの目の色が変わった
本命・YU-KIは
猫舌＆長時間の移動
による乗り物酔い
対抗・SOMESOMEは
大食いだが
早食いではない
大穴・GOTANには
まぁ、勝てるであろう
何より
愛する気持ちが
違うんだい!!
本人は思っていただろう
何より俺も
「ここはMANA-Bに勝たせよう」
そんな思いが
なかった訳じゃない
初日も悲しい思いをし
(決して書けないけどww)
2日目もビデオ係
そろそろ華を
リーダーに
そろそろ華を
思っていない訳じゃない
正直
手を抜いた
実際
車に酔ってたし
沖縄そばは
アツアツだった
猫舌には酷だ
普通に食べよう
・・・
・・・
・・・
ふ～
ごちそうさま
あれ？
一位？
---------------------------------
「はい。すいません。」
沖縄のどこか
裕次郎そば店内
静かに声が響く
「俺、チャンスあげたよね？」
先程の熱気も
一旦おさまり
撮影を休憩し
スタッフの方々が
遅れて食事をしている時間
「はい。もらいました。」
ソメソメは
大食いなのに
信じられないくらい
食べるのが遅いので
まだ食べている
「あそこは一位じゃないの？」
GOTANは
嬉しいことに
お店にサインを
頼まれたので
色紙に試行錯誤
「はい。そうですね。」
朝からの怒濤の流れが
一端おさまって
気が緩み
俺は目を閉じていた
暗闇の中
聞こえる会話
大橋さんとMANA-Bだ
これが後に幾度となく
繰り返される
MANA-B説教Timeである(以後MST)
モデルの娘が可愛い
↓
でもシャイな俺
↓
監督になんとかお願い
↓
早食い一位にサービス
(ハンデ付き)
↓
まさかの三位
↓
MST発動
なによりも
「一位じゃなきゃ
CHUもないし
もういいや」
的な三位
明らかに
俺が食べ終わってからの
ペースダウン
(ちなみに二位はGOTAN)
ビデオをまわしていた男は
CHUを逃し
頭を下げていた
----------------------------------
居酒屋で
夕食(夜食)
個人的には
「僕もようやく
飲めます!!」と
ずっと運転手を
務めていてくれた
竹内さんが
ビールを飲んでる姿に
なんとなく癒された
が、疲れもあってか
竹内さんは
すぐ酔っぱらって
フラフラしていた
気がつけば
今日もすでに
0時をまわっている
明日の集合も
もちろん7時だ
解散前に
声が響いた
「明日が本番だから!!」
～つづく
「明日が本番だから!!」
4月16日を
締めくくる言葉
集合は7時
今回のPVの
プランが書かれた紙には
"天気はもちろん晴れ!!"
と書いてある
降り出した雨は
きっと止むであろう
そんな気持ちが
言わずとも
みんなに伝わった
幸か不幸か
俺の部屋側の
窓を開けると
隣のホテルが
すぐ近くにある
昼でも夜でも
同じような明るさだ
雨を見ないように
そして明日
雨を見なくてすむように
願を掛ける気持ちで
わざとカーテンをしめた
---------------------------
AM6:00
みんながちゃんと
起きているか
不安になるほど
静かだった
早くも沖縄に浮かれていた男
(Mの字)
泡盛をたらふく飲んだ男
(Sの字)
ただ単に寝起きの悪い男
(Gの字)
三人はさておき
少ない睡眠時間の割に
思いのほか眠気は覚め
それが不安を煽り
俺はとりあえずシャワーを浴びた(Yの字)
一息つくと
しまっているカーテンに気付く
「あけたくないなぁ･･･」
もし雨が降っていたら･･･
沖縄の神様･シーサーを
昨日買っておけばよかったと
今更悔やんでみたり
時間も迫ってきた
7時にはロビーに集合
それまで天気がわからないのも
悪くないかなと思ったが
空を見る前に
みんなの表情で
わかってしまうのも
いかがなものかと
思い切ってカーテンを開けた
-------------------------
AM8:30
僅かに揺れる車内
沖縄は渋滞だ
｢移動手段が車しかないから
みんなが何をするにも
車に乗るんだね～｣
と言ってソメソメは
もう一度眠りについた
出発が遅れたのは
雨のため
プランを大幅に
変更したからだ
忘れていた
きっと沖縄が
なんとかしてくれると
思っていたのだろう
デジカットでは
これが普通だ
デジカットでは
雨が普通なのだ
カーテンを開けた俺は
｢もう一度眠っていいですか？｣
と心の中で呟いた
-----------------------
一人
そわそわしている男
二人
程よく遠い車内
話をしている女
プラン変更後の
最初の撮影は
｢みんなでガラス作り｣
こんなおじさん新人四人に
沖縄からモデルさんが
二人も来てくれると言う
六人でワイワイ
ガラス作りを体験
ひと夏の
アバンチュール的な
捉えていただければ
よろしいかと
初･沖縄に続き
初･女の子
どんな雨が降ろうと
自分の熱ですぐ乾く
スーパーMANA-Bの誕生だ
-------------------------
一人
カメラをまわす男
考えてみたら
女の子は二人だ
ということは
男の子は二人余る
ガラスを作る順番は
１･MANA-B
２･GOTAN
３･SOMESOME
４･YU-KI
となった
ガラスを作る順番は
１･MANA-B
２･GOTAN(＋モデル)
３･SOMESOME
４･YU-KI(＋モデル)
となった
一人
カメラをまわす男
ご想像できたであろうか？
あっという間に
それぞれが
緑のビールジョッキ
青の灰皿
赤の器(？)
ピンクのワイングラス
を無事(？)完成させ
敷地内で息抜きがてら
売っていたアイスで乾杯した
作ったガラス達で
乾杯したいトコだったが
どうやら明日まで
かかるらしい･･･
さとうきびアイスを
しっかりと味わった
----------------------
その後
船に乗って
ハリセンボンを見たり
ゲストハウスで
ダーツをしたり
唄ったり
ビリヤードをしたり
唄ったり
手品をしたり
唄ったり
雨が降っているなんて
気にもならず
撮影が終わったのが
PM10:00過ぎ
その中でも
一際盛り上がったのが
沖縄そば早食い対決
であろう
----------------------
今回のＰＶ
監督は大橋さん
と言う人が務めてくれた
聞くと"大塚愛"氏の
"さくらんぼ"を撮った人とのこと
こんな新人おじさん四人に･･･
恐縮です
(誤解されると困るが)
眼鏡の似合う
俺好みの顔で
声がデカく
話が上手い
そんな大橋さんが
デジカットに
チャンスをくれた
｢一位になった人には
モデルの二人から
ほっぺにCHU～で～す｣
MANA-Bの目の色が変わった
本命・YU-KIは
猫舌＆長時間の移動
による乗り物酔い
対抗・SOMESOMEは
大食いだが
早食いではない
大穴・GOTANには
まぁ、勝てるであろう
何より
愛する気持ちが
違うんだい!!
本人は思っていただろう
何より俺も
「ここはMANA-Bに勝たせよう」
そんな思いが
なかった訳じゃない
初日も悲しい思いをし
(決して書けないけどww)
2日目もビデオ係
そろそろ華を
リーダーに
そろそろ華を
思っていない訳じゃない
正直
手を抜いた
実際
車に酔ってたし
沖縄そばは
アツアツだった
猫舌には酷だ
普通に食べよう
・・・
・・・
・・・
ふ～
ごちそうさま
あれ？
一位？
---------------------------------
「はい。すいません。」
沖縄のどこか
裕次郎そば店内
静かに声が響く
「俺、チャンスあげたよね？」
先程の熱気も
一旦おさまり
撮影を休憩し
スタッフの方々が
遅れて食事をしている時間
「はい。もらいました。」
ソメソメは
大食いなのに
信じられないくらい
食べるのが遅いので
まだ食べている
「あそこは一位じゃないの？」
GOTANは
嬉しいことに
お店にサインを
頼まれたので
色紙に試行錯誤
「はい。そうですね。」
朝からの怒濤の流れが
一端おさまって
気が緩み
俺は目を閉じていた
暗闇の中
聞こえる会話
大橋さんとMANA-Bだ
これが後に幾度となく
繰り返される
MANA-B説教Timeである(以後MST)
モデルの娘が可愛い
↓
でもシャイな俺
↓
監督になんとかお願い
↓
早食い一位にサービス
(ハンデ付き)
↓
まさかの三位
↓
MST発動
なによりも
「一位じゃなきゃ
CHUもないし
もういいや」
的な三位
明らかに
俺が食べ終わってからの
ペースダウン
(ちなみに二位はGOTAN)
ビデオをまわしていた男は
CHUを逃し
頭を下げていた
----------------------------------
居酒屋で
夕食(夜食)
個人的には
「僕もようやく
飲めます!!」と
ずっと運転手を
務めていてくれた
竹内さんが
ビールを飲んでる姿に
なんとなく癒された
が、疲れもあってか
竹内さんは
すぐ酔っぱらって
フラフラしていた
気がつけば
今日もすでに
0時をまわっている
明日の集合も
もちろん7時だ
解散前に
声が響いた
「明日が本番だから!!」
～つづく