いまさら当たり前ですが若ければいいってもんじゃないですね。 | 新宿二丁目の夕日

いまさら当たり前ですが若ければいいってもんじゃないですね。

第4期の決算が終わりました。今期は増収増益で終わり、これで4期連続で黒字です。いちおう成績表ではあるので、それなりにほっとはしますが、現実の事業の進展を考えると、いくら数字がよくとも、ここ2年ばかりは一進一退だったので満足にはほど遠いというのが実感です。

第5期から役員の構成が変わり、今期から会計参与にマエサワ税理士法人の前沢理事長に就任していただきました。春先から毎月一回の役員会議に出席いただくようになって様々厳しいご指摘をいただいています。
事業計画などを見て頂いてもらっていますが、そこに「出版業界の構造が・・」とか上滑ったことを書いていたりすると、「社長、社長の規模でそんなことを考えて何の意味がありますか?」と。また、たたみかけるように「そんなに仕事の効率が大切だと考えるならいっそ24時間営業にしたらどうですか?」とか、「そんな程度の売上では、本当の経営とは言えません」とか、さすが自分が生まれる前から税理士をやってらっしゃるので、いかに自分の考えが甘いかを思い知らされています。

最近は若い社長が増えてきて、なんとなく自分でもそれが当然だ、これからの時代はそうあるべきだ、みたいな考えになっていましたが、思い返せば本当に当たり前ですが、若ければいいという問題ではないなぁと。毎晩ニュースで福田さんの顔を見ながらそんなことを考えています。