患者さんに渡す印刷物や院内掲示物を自分のところで作成してプリントしている方も多いはず。

ではその文書、どうやって保管していますか?
共用PCのHDDに?
院内LANを組んでいるのであればNAS(ネットワークHDD)に?

院内に複数のPC(たとえばスタッフ用と院長室)がある場合には、今回ご紹介する方法もおススメですよ。

Dropboxとは


Dropboxはいわゆるオンラインストレージの1種で、クラウド(インターネットの先につながった場所)にデータを保管するものです。

Dropboxはただデータを預けるだけではなく、ソフトをインストールしている複数のPCの特定のフォルダー(初期設定だと"My Dropbox"フォルダー)同士を同期させることができます。

同期とは、AというPCの"My Dropbox"フォルダーとBというPCの"My Dropbox"フォルダーの中身が常に同じになることを言います。

つまり、PC「A」でファイルを作って保存すると、そのファイルはPC「B」で開いたり編集したりできます。もちろん逆も可能です。

例えば院長が自分の部屋のPCで作成した文書をスタッフが受付にあるPCで開いて印刷することができます。

もしそのときにスタッフが文書に手直しを入れた場合は、変更したファイルを院長が自分のPCで開くことができます。

NASでもいいのでは?


院内LANを組んでいるのであれば、NAS(ネットワークHDD)を使っても上記のようなことは可能です。実際、私の医院でも以前はNASに共用文書を保存していました。

しかし、DropboxにはNASにはないメリットがいくつかあります。

ファイルの変更履歴が残る


スタッフに編集をお願いしたらうっかり変な風にしてしまった、あるいはファイルを削除してしまった。ということがあるかもしれません。

Dropboxにはファイルの履歴が自動的に保存されています。うっかり削除、もしくは書き換えてしまった場合はDropboxのウェブサイトから過去のファイルを復元することができます。

自宅からもファイルにアクセスできる


NASの場合は基本的に院外からアクセスすることはできません。

自宅PCにもDropboxをインストールすれば休診日に文書の編集のためにわざわざ医院に出かけなくても済みますし、医院で作りかけの文書の続きを自宅で編集、なんてことも可能です。

多少エコ(エコロジー・エコノミー)かも?


NASは常に電源を入れっぱなしなので電気代がかかります。また、ルータのLAN端子も1つ空きますよ。

英語だけど使い方はシンプル


Dropboxは日本語には対応していないので一瞬英語だらけで躊躇してしまうかもしれませんが、基本的にはプログラムをそれぞれのPCにインストール(初期設定のままでOKです)してしまえばあとは作った文書を"My Dropbox"フォルダーに入れるだけです。

※2011年4月に日本語に対応しました

最大容量の違いで無償版と有償版がありますが、オフィス文書の保存程度であれば無償版の2GBで十分でしょう。無償版でも容量を増やす方法がいくつかありますし、それでも足りなくなったらお金を払って容量をアップさせるといいでしょう。

日本語で詳しい使い方を説明してくれているサイトもたくさんありますのでぜひチャレンジしてみてください。

こちらのページからアカウントを作成すると、容量の上限(無償版だと2GB)に若干ボーナスがつきますよ。


関連リンク



デジタルレントゲンをお使いで各チェアに画像表示用のPCがある、という先生方。

チェア周りが入力装置でごちゃごちゃしてお困りではありませんか?

こちらは以前の私の医院での状況です。

$【デジ×デン】デジタルでデンタル(歯科)をもっと便利に-テンキーマウス導入前

フルキーボードにマウスだけでかなりのスペースがとられています。ここでカルテを広げたり患者提供文書を書こうものならもう大変です。

どうにかならないものかと考えてみました。


  • マウス、もしくはそれに代わるポインティングデバイスは必須(ディスプレイがタッチパネルなら不要かもしれないけど買い替えるにはコストがかかる)

  • キーボードはもっぱら患者IDの入力に使用している

  • 文字入力をすることはほとんどない(せいぜい患者IDがわからない時に患者名で検索するくらい)

  • 患者IDは近くにあるレセコンで検索できるし、どうしても文字入力が必要なときにはソフトウェアキーボード(OSに標準装備されています)を使えばいいのでは?


であればテンキーを用意しよう、と思ったのですが、テンキーマウスなるものを見つけたので試してみました。

$【デジ×デン】デジタルでデンタル(歯科)をもっと便利に-テンキーマウス導入後

格段にスッキリしました。

もちろん普通のテンキーに比べるとボタンをポチポチ押すのでサクサクとは入力できませんが、表計算をするわけではなく数桁のIDを入力するだけなので問題ありません。

$【デジ×デン】デジタルでデンタル(歯科)をもっと便利に-テンキーマウス上面

また、BS(バックスペース)キーもあるので入力ミスしても戻れますし、Numキーで「数字」と「カーソルやPgUp、Homeなど」を切り替えられたりもします。

$【デジ×デン】デジタルでデンタル(歯科)をもっと便利に-テンキーマウス側面

サイドのModeボタンで

  • マウスのみ(テンキー入力を受け付けない)

  • テンキーのみ(ポインタが動かない)

  • 両方同時使用


を切り替えられるのでマウスの操作中に誤ってキーを押してしまうことも防げます。

有線とワイヤレスの2タイプ、カラーはそれぞれシルバーとブラックがあるのでお好みや環境に応じて選べます。

「とにかくチェア周辺を広く使いたい」という方にはおススメです。





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「ネットからの予約を受け付けたい」と思う歯科医院は多いのではないでしょうか?

飛行機や列車、ホテルなどではオンライン予約はもう当たり前。患者さんの利便性を考えるとぜひとも導入したいところです。

今回は私の歯科医院で導入している予約管理システム「デンタマッププラス」についてご紹介します。

「ネット予約」でよくある間違い



その前に、巷の歯科医院のホームページで見かける「残念な」インターネット予約についてお話しておきましょう。


  • ホームページの「ネット予約」のリンクをクリック

  • 診療希望日時を第3希望ぐらいまで入力

  • 「後日医院から正式な診療日時をお知らせいたします」



このタイプのネット予約はけっこう見かけるのですが、果たして患者さんにとって便利と言えるでしょうか?

オンライン予約を利用する方の多くは歯科医院に(診療時間内に)電話する時間的余裕がないものと思われます。

ご自身で飛行機やホテルの予約をネットで取るときのことを考えるとよくわかると思いますが、その場で予約が確定できなければネット予約のメリットはほとんどないと言っても過言ではありません。

まずは紙のアポ帳を捨てることから



このような残念な予約システムを採用している、というかせざるを得ない最大の理由は紙のアポイント帳をベースにしていることにあります。

(頼んだ業者のスキルの問題、ということもあるかもしれませんが・・・)

院内の紙のアポ帳に書き込まれて初めて予約が成立、というシステムのため


  • 患者さんから送られてきた予約希望メールに受付スタッフが目を通す

  • 患者さんの希望日時と医院の診療可能日時のすり合わせをする

  • 患者さんに決定日時のお知らせをする



という煩雑なステップが発生します。

しかも診療時間外や休診日にはアポ帳を確認することはできないので患者さんへの連絡は早くて翌日、下手をすると2~3日後なんてことも起こりえます。

つまり、ネット予約システムを導入するためには紙のアポ帳を廃止しアポイントを電子化することが必要不可欠になります。

「そこまでやったら結構お金かかるんじゃない?やっぱりネット予約は簡単には始められないのかな~」と思いましたか?

ところがそうでもないんです。

「デンタマッププラス」は月額5,040円



ピクオス株式会社が提供しているデンタマッププラスはアポイント管理、ネット予約、ホームページ作成の3つの機能が月額5,040円で利用できるサービスです。

詳しくはリンク先を見ていただくとして、デンタマッププラスでできることの例を挙げていくと、


  • 複数ユニット、複数ドクター・スタッフに対応した予約管理

  • 予約画面から診療履歴を確認

  • 予約前日に患者さんにお知らせメールを自動配信

  • PCを複数台用意すれば受付だけでなく各チェアサイドでも予約可能

  • 休診日で医院にいなくても自宅PCから予約の確認が可能

  • PC・ケータイから24時間予約受付(もちろん予約はその場で完了)

  • PC・ケータイに対応した医院ホームページを手軽に作成


などなどが、月額5,040円で利用できます。私も自院に予約システムを導入するときに色々と他のサービスも調べてみましたが、おそらく業界最安値ではないでしょうか。

サービスはすべてウェブブラウザを通じて提供されるので、ソフトウェアをインストールしたり専用PCを導入したりする必要はありません。ウェブサイトが見られるPCを必要台数用意すればOKです(マシンのスペックは低くても大丈夫ですが、ネットブックのような画面の解像度が低い物は避けたほうがよいでしょう)。

30日間の無料体験もできますので、ぜひ試してみることをおススメします。

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